全米オープン男子 ボトムハーフその1(32名)
このグループは、2014年覇者チリッチを筆頭に、ゴフィン、ズベレフ弟、シュワルツマン、錦織圭が続く感じだが、
モンフィスやハーセなどベテラン組も健在である一方、次世代のデミノーとティアフォー、そして今年クレー大会で覚醒したイタリア25歳のチェッキナート等々、チリッチが一歩リードした感じだが、誰が勝ち上がっても不思議ではないドローだろう。
全米オープン男子 ボトムハーフその2(32名)
このグループは、2015年覇者ジョコビッチを筆頭に、彼だけがナダルの対抗馬になり得る存在だが、ジョコビッチのドロー(16名)は今大会で一番楽なそれであり、彼にとってとてもラッキーだ。ボトムハーフ残りのドロー(16名)は、2008年覇者フェデラーが軸になるとはいえ、ベテランのフォニーニをはじめ、22歳のチョン・ヒョンと23歳のキリオスの若手2人、曲者のブノワ・ペール等々、誰が勝ち上がっても不思議ではないドローとなっている。
最後に
日本の大坂なおみちゃんが、先日ニューヨーク・タイムズ・マガジンでも取り上げられ、全米オープンでも活躍する若手のひとりだと期待されている。
そんな20歳の彼女が、日本の時計ブランド<シチズン>アメリカ法人のブランドアンバサーに今回初めて起用され、先日ニューヨークのキタノ・ホテルで記者会見が行われた。
国内外の高級腕時計ブランドが、テニス選手をブランドアンバサダーに起用している例は少なくないが、有名な組み合わせは「リシャール・ミル×ナダル、ズベレフ弟」、「ロレックス×フェデラー、デルポトロ」「タグ・ホイヤー×シャポバロフ」、「セイコー×ジョコビッチ」だろうか。
時計ブランドのアンバサダーに起用されている選手は、先述したように、BIG4と、Next Gen(次世代)のズベレフ弟とシャポバロフ、そして今年完全復活を遂げたデルポトロに他ならないが、平成最後の夏に観る「全米オープン」は連日エキサイティングな試合が予想されるが、BIG4と次世代の対決がとても楽しみだ。
喰うか、喰われるか。
天才<ラファエル・ナダル>の全米オープンV4を期待したい。
Vamos, Rafa!